2023年8月

2023年8月25日 (金)

SharePoint サイトのリストは 2023年8月からのアップデートで Microsoft Lists アプリで開くように挙動がかわっています。ロールアウトの詳細は以前の記事を確認してください。

🔗 SharePoint Technical Notes : Microsoft リストの新しいUX (lekumo.biz)

さて、この挙動ですが上記のリンク先にも示したように、サイト単位で従来通りの挙動のまま据え置くこともできます。そのためには PowerShellによる設定が必要でした。ですが、この設定を手軽に行うオプションも順次ロールアウトされており、PowerShellを使わなくてもサイトの管理者およびサイトの所有者はサイトの設定ページにある「ナビゲーションの要素」からこの設定を制御できるようになっています。

20230825_175533

この設定をオンにすることで、SharePoint サイト内のリストにアクセスするときにMicrosoft Listsで開かず、従来通り SharePoint 内でアクセスできるようになります。

2023年8月16日 (水)

Power Apps や Power Automate などでコンテンツの翻訳を行うには手軽に利用できるのが Microsoft Translator コネクターです。

Microsoft Translator の初期バージョンはすでに廃止になっており、2023年8月現在は Microsoft Translator V2 が主流ですが、Microsoft Translator V3 がプレビューとして登場しています。

ドキュメントでアクション一覧を確認してみると、V2では3つのアクションのみが提供されており、単純に文字列を翻訳するだけでした。

20230816_164922

これに対してV3ではドキュメント自体を翻訳できるようになるようです。アクション数も格段に増えています。

20230816_164951

2023年8月 9日 (水)

Microsoft Teams Premium ライセンスを持つユーザーは、会議中にライブ翻訳されたトランスクリプトを利用できるようになります。 

Roadmap ID: 126321

自分の好みの言語を選択して翻訳してくれます。すでにライブキャプションではユーザーが任意の言語を選択するとその場で翻訳してくれていましたが、トランスクリプトは未対応でした。 

📌パブリック プレビュー: 2023年9月上旬から中旬までにロールアウト完了予定

📌対象リリース: 2023年9月上旬から中旬までにロールアウト完了予定

📌標準リリース: 2023年9月上旬から下旬までにロールアウト完了予定

 Rw18se3

2023年8月 5日 (土)

ビデオ編集ソフトである Clipchamp (クリップチャンプ)は、遡ると2021年9月にマイクロソフト社に買さ収され、そのときに 将来的にMicrosoft 365 のラインナップに加わるというアナウンスは当時からされてきていました。

🔗 クリエイターの力となる Clipchamp が Microsoft の一員に

現時点(執筆時は2023年8月5日)では、個人利用アカウントである Microsoft アカウント(MSA: Microsoft Account)で無償の利用ができます。これがやっと Microsoft 365 の商用ライセンスのラインナップに追加されることになったのです! 正式に組織として利用できる。

このことはMicrosoft 365 管理センターのメッセージセンターに情報が届いていました。

20230805_163543

メッセージセンターの内容を踏まえて、以下に簡単にまとめておきます。

📌ロールアウト

2023年8月下旬から10月中旬まで 

📢対象

  • Microsoft 365 E3 / E5
  • Microsoft 365 Business Standard / Business Premium

🎞️動作環境

51de9419f45c47bf9e86c6adcca0e1b1

  • Edge または Chrome ブラウザー上で動作。
  • OneDrive for Business と SharePoint ドキュメント ライブラリ上の新規および編集メニューから利用できる。
  • Office.com のアプリランチャーから Clipchamp アプリにアクセスできる
  • 組織としての追加設定は不要であり既定で有効化される

※Windows 10 / 11 では Windows 用のClipchampアプリが含まれているが、現時点では個人利用の Microsoft アカウントでのみ利用できる。そのため、必要に応じてWindowsアプリはグループポリシーエディターを使って無効化できる。

現在、Microsoft Stream には簡易ビデオ編集機能が用意されていますが、このフル機能が Clipchampでは使えるようになります。たとえば、OneDrive や SharePoint 上に保存されるビデオの編集や結合などができるほかに、テキストのオーバーレイ、スクリーンまたはWebカムなどでの録画なども可能。

Clipchamp の製品概要: 
Introducing Microsoft Clipchamp: Unlock the power of video at work | Microsoft 365 Blog

FAQ:
職場アカウントで Microsoft Clipchamp にアクセスする方法 - Microsoft サポート

FAQ を見ると現在すでに個人用で利用できる Clipchampですが、商用テナント向けに関しては最初のリリース時点では同等の機能がすべて商用製品に組み込まれるわけではないようです。

含まれない機能は次の通り。

  • ブランドキット
  • ストックビデオ
  • オーディオと画像
  • テキストの読み上げ
  • 自動キャプションまたは字幕
  • 高度なタイトルと注釈

Stream との関わりは?

組織アカウントで利用する Clipchampではエクスポートしたビデオは自動的に Stream (SharePoint) 上にアップロードされることになります。ですから、SharePoint または OneDrive for Business 上での再生については従来のビデオ再生と同じ挙動になるということですね。従来の機能に加えて既存のビデオの編集機能も加わるということ。

まとめ

ビデオ作成をよく行う方にとっては、手軽に使えるようになれば Clipchamp の利用は朗報ですね。あとは、SharePoint 側で新しい Stream 用のWebパーツが出てくれば、ビデオ専用ポータルが本当に手軽に作れそうです。