2023年11月

2023年11月 1日 (水)

  • 2023/11/2 : いくつか追記および修正しました。

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2023年11月1日付で Microsoft 365 Copilot がリリースされました。

🔗Microsoft 365 Copilot

基本的に必要なライセンスは Microsoft 365 E3 と E5であり、このライセンスを持っていることを前提に Microsoft 365 Copilot を購入できるということです。

ですが、どうやら、はじめは Microsoft 365 E3 または E5 のEA契約があり、かつ300ライセンス以上持っている大規模組織月額$30 でアドオンとして購入することで利用可能になるということのようです。

EA契約 + 300ライセンスを持っている大規模組織でしか使えないという縛りが公式ドキュメントにかかれているわけではありません。あちこち情報を調べてみると分かりますがほぼ公の話のようです。Microsoft 365 Copilot の購入は Microsoft の営業担当から購入することになっており、Microsoft 365 管理センターからライセンスを購入する現時点ではスタイルではないようです。

ちなみに、トライアルの提供はないとのこと。

小規模、中規模の組織 (SMB: Small and medium business) について

2023年9月21日付で Microsoftは次の記事を公開しています。

🔗 AI Transformation Drives Small Business Success (microsoft.com)

大まかにとらえれば、大規模だけを特に大事にしているわけではないというMicrosoft からのメッセージです。この中で、Microsoft 365 Copilot SMB Early Access Program が水面下で始まっているとのことで、時期は未定ではあるものの、今後、中小規模の組織でも利用できるようになるようです。現時点でも Microsoft 365 Business Standard と Business Premium では Copilot with Bing Chat が利用できるようになっていますし。この Bing Chat が Microsoft 365 Copilot への布石でもあるので期待したいところです。20231102_104430

言語について

また、最初は Microsoft 365 Copilot は英語からの提供のようですし、日本で話題になるのはもう少し先になりそうですね。ただ、日本語は最初からサポートはされるようです。Excel を除いては。Excelはリリース時点では英語のみが提供されます。

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質疑応答

ちなみにM365 Copilot の質疑応答は下記のリンク先でやり取りされています。

🔗 Microsoft 365 Copilot - Microsoft Community Hub

小規模な組織はがっかりだよね、というコメントもちらほら。コメントの中には "パートナー企業としてはさぁ、潜在顧客にどうやってデモすりゃいいの? " など書かれていて、個人的にはそうなんだよねぇと思うところも。

無論、現時点ではCopilot の大規模展開となると必要な計算リソースをいっきに割くのは難しいでしょうから、こうした制限を設けてから徐々に拡大していくのは道理だとは思うんですけど。それだけみんな、楽しみにしているということでもあります。

ということで、まだほとんどの日本の組織では準備フェーズだと言えると思います。Microsoft Copilot の導入のための資料としては下記に情報が公開されているので、まずはここを情報収集の入り口にするといいと思います。

🔗 Microsoft Copilot – Microsoft Adoption

「Microsoft 365 Copilot って Word, Excel, PowerPoint とかで使えるようになるってことだけど何ができるようになるんだっけ? 一覧ってないの?」という方は下記のページにまとまっています。

🔗 Microsoft 365 Copilot の概要 | Microsoft Learn

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ちなみに個人的には上記以外に Microsoft 365 Chat, セマンティック インデックスがやはりポイントかなぁと。

Microsoft Learn 

Microsoft Learn に Mcirosoft 365 Copilot の準備コースが複数公開されています。一通り確認しておくとよさそうですね。

ところで個人的には事前準備として情報保護 ( Micorosoft Purview との組み合わせ)を行う体制をみなおしておくことが重要だと思います。もちろん、 組織で安心して生系AIを利用できるようにするために、Copilot のプロンプトなどは学習させないようにするなど情報漏洩などに対応できるよう配慮がなされています。詳しくは下記に公開されています。

🔗 Microsoft 365 Copilot のデータ、プライバシー、セキュリティ | Microsoft Learn

とはいえ、組織内では各ユーザーが閲覧できるようになっている様々な情報をもとにメールのドラフトを書いてくれたり、文章を遂行してくれたり、グラフを探してきてくれたりするわけです。その元となるデータは誰が再利用していいものなのか? をしっかりと管理しておくことが大切です。フォルダー階層に埋もれてしまっているようなファイルも対象になり得ます。今まで気が付かなかったファイルも利用されるということ。こうした背景からもドキュメント管理のありようも、実は、今からしっかり見直していくべきだろうとも思います。上記コースだと4つめですね。


弊社でも去年から Microsoft Purview のコースの提供も始めています。独学だと大変だなぁと感じている方は、こちらの研修のご利用もご検討ください。

🔗【オフィスアイ株式会社】Microsoft Purview コンプライアンス入門~Microsoft 365 ファイルおよびメールに対する機密情報保護と情報ガバナンス~ (office-i-corp.jp)