2026年9月26日 (土)

SharePoint サイトのメタデータサイズの上限と記憶域メトリックス

SharePoint サイトはサイト単位でメタデータの総量が1TBまでという制限が設けられています。ただ通常はこのサイズに達することはまれであると Microsoft の資料にも書かれています。

SharePoint の制限 - Service Descriptions | Microsoft Learn

仮に、サイトのメタデータが1TBを超えてしまった場合は、新たな列などのメタデータを追加できなくなるとのことです。

SharePoint site metadata is at or near limit error message - SharePoint | Microsoft Learn

サイトのメタデータとは?

サイトのメタデータには何が含まれるのか確認してみると、次の情報が含まれるようです。ただ、あまり詳細なことはどのドキュメントにも書かれていません。

  • ファイルサイズ
  • 作成者
  • 作成日
  • ファイルのバージョン
  • リストの作成に関する情報など

書かれている内容から推測すると、ファイルごとに保持するファイルサイズや作成者、バージョン数などのシステムが持っているプロパティ値のことのようです。リストに関しては大雑把にしか書かれておらず、こちらも詳細はわかりません。ただ、そもそもこの上限は本来意識されるものではないが、ドキュメント数が相当に多いような状況で発生する課題であるということは間違いさそうでリストに関してはさほど影響をうけないため詳細に書かれていない可能性か高いのではないかと思います。

実際に上記のリンク先には一般的にはメタデータ容量を増やす主因は列の数ではなく、バージョンやコピーの増加にあると書かれています。

2026年記憶域メトリックスにもライブラリのメタデータのサイズが含まれるようになる

2026年9月にメッセージセンターにアナウンスされた内容によれば、サイトの記憶域メトリックス(Storage Metrics)ページのメタデータ計算にドキュメント ライブラリの列データも含まれるように改善されるようになるとのことです。

ロールアウト: 2026年10月20日~

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つまりは、ライブラリの列のデータは実際には計算には含まれていなかったということでしょう。そのためサイトによってはメタデータが急に増加することになる可能性があるとも言えます。

そもそも「記憶域メトリックス」にはサイトのメタデータが含まれていたということはこれまで意識したことがなかったので、今後は意識して確認する必要がありそうです。

ただ、それでも現在のサイトのメタデータが現在何GBであるかを常時確認できる仕組みはなく、1TBの制限の80%に近づくとサイトの記憶域メトリックスにメタデータサイズの内訳を表示する方針になっているようです。ですから、80%を超えない限りは現状のサイズはわからないということです。

ちなみに、まれではあるとはいえ、もし超えてしまった場合は、次のようにメタデータ利用率を確認して減らす必要があると書かれています。

  • 不要なアイテムをリストやドキュメント ライブラリから削除する
  • ドキュメント ライブラリの古いバージョンを削除する
  • リストやライブラリで重複するファイルは削除する
  • 警告メッセージが提供する内容に従って処理する
  • 変更したら再び記憶域メトリックスを確認する

80%に近づくもしくは達した場合、SharePointは警告やエラーメッセージをサイトの所有者やユーザーが受け取ることになるということですが、サイトの上部などに表示されるのかはスクリーンショットもないため不明です。

なんらかの方法で警告やエラーに遭遇したら記憶域メトリックスを確認して、無駄に重複しているファイルがあれば削除したり、ファイルのバージョン数が多いところなどはバージョン履歴の一部を削除するなど対応をとり、再び記憶域メトリックスを確認して、減り具合を見るようにしてほしいということですが。それでも気になるのはこのメトリックスに表示される数は本来リアルタイムではないので、案外時間をかけて対応することになるのではないかということです。80%を超えたら、割と即座に容量情報に反映されるのか、そのあたりも気のなるところですが詳細は不明です。

記憶域メトリックスに関するおさらい

さて、ここで記憶域メトリックスに関しておさらいします。ちなみに、記憶域メトリックスは英語では Storage Metrics です。

記憶域メトリックスにアクセスできるのはサイトの管理者(旧サイトコレクションの管理者)です。サイトの設定ページから「サイトコレクションの管理」セクションにある「記憶域メトリックス」にアクセスします。

URLは次の通りです。

https://<サイトのURL>/_layouts/15/storman.aspx

記憶域メトリックスにはごみ箱のコンテンツは含まれません。

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