2009年11月22日 (日)

前回からの続きです。

セットアップの大まかな流れ

セットアップは基本的には次のような流れで構成します(※パブリック ベータ:Beta 2の場合)。

  1. Microsoft SharePoint 製品準備ツールを実行 (必須コンポーネントのインストール)
  2. セットアップを実行
  3. Office Web Apps のインストール
  4. SharePoint 製品とテクノロジーの構成ウィザードを実行
  5. Health Analyzer によるインストール 状況の確認
  6. サービス アプリケーションの構成 (ファーム構成ウィザードの利用)
  7. Web アプリケーションの作成
  8. サイト コレクションの作成
  9. クロールなどの設定

上記のうち重要なのが、3.Office Web Apps のインストールです。この手順は TechNet では SharePoint Server 2010のセットアップ手順の中にきちんと含まれて書かれておらず、かなり戸惑いました。しかも、6. サービス アプリケーション構成をファーム構成ウィザードというもので行えるのですが、この手前でセットアップをしておかないと、GUIベースではOffice Web Apps を構成できなくなり、PowerShellを利用する必要性がでてきます。PowerShellでは細かいスクリプトを描く必要があるため、検証環境などでは、GUIベースで操作を行いたいところです。

[追記] PowerShell以外の方法が利用できないか試したところ、PowerShellを実行しなくても、再度SharePoint 製品とテクノロジーの構成ウィザードを実行する方法でもOKでした。

Office Web Apps について

Office Web Apps は Excel , Word, PowerPoint, OneNote のアプリケーションをどこにいても利用できるようにするもので、あらかじめ作成したファイルを共有しておくと、ブラウザ上から参照、編集できるようになります。

この機能は現在、Windows Live を通じて無償で利用できるものですが、エンタープライズ環境で利用する場合は、SharePoint Server 2010 または Windows Foundation Server 2010上にOffice Web Appsをインストールします。Office Web Apps は Office 2010 のボリュームライセンスで利用できます。

Office Web Apps は別途セットアップするようになっています(パブリック ベータ現在)。主に3つのフェーズで構成します。

  1. Office Web Apps のインストール
  2. Office Web Apps サービスのアクティブ化
  3. Office Web Apps を利用したいサイト コレクションで Office Web Apps 機能をアクティブ化

Office Web Apps(Beta) は以下の場所からダウンロードできます。

上記ダウンロードページでは、どうも11/22現在、日本語ページに移動しようとするとページが見つからないというエラーになっているようですので、そのまま英語ページのままページ下部にある
"webapps\14.0.4536.1000_WcServer_none_ship_x64_ja-jp_exe\WcServer_ja-jp.exe"
をダウンロードします。

また、このダウンロードページにリンクされているOffice Web Apps の展開に関するドキュメントは、Windows Foundation Server 用のものです。SharePoint Server 2010に展開する場合は、下記のリンクからドキュメントを入手します。

  • http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=166484&clcid=0x409