ライブラリに新規にファイルが作成されたら、すぐに別のライブラリに移動または移動させることができます。また特定の列の値がある値に変更されたら、ファイルを移動させたりコピーしたりできるわけです。列の値ということであれば、Syntex の持つ AI によるタグの自動設定が利用できるため、これとうまく組み合わるとファイルを放り込むだけで処理が済んでしまいます。
さて、使い方ですが、ずっと SharePoint サイト上で「ファイルの要求」機能が使えるものと思い込んで待っていたのですが、どうも OneDrive for Business 側から設定するようです。OneDrive for Business に表示される「クイック」アクセスからも SharePoint サイトのドキュメント ライブラリにアクセスできますが、ここから操作すると利用できました。
サポート文書もよく読むと確かに OneDrive for Business 上での操作しか言及していないんですよね。。。
では all demo usersグループのメンバーアカウントに切り替えて再びページの診断ツールを実行してみます。今度は読み取り時間が 2301ms となり、先ほどよりも 1000 ms 近く早くなったことがわかります。警告も出なくなりました。実際にコンテンツの表示も確かに早くなっていることを体感できるレベルです。