2026年2月

2026年2月28日 (土)

Microsoft Teams アプリでメッセージ送信する際に、日本語だと漢字変換などしてから確定する際に Enter キーを押下しますが、この際に中途半端な文面のまま誤送信してしまうことは少なくありません。

そんな中、 Microsoft Teams アプリの新しいアップデートでは Enter キーで送信する既定の機能を変更し、改行扱いにできるオプションが登場しました。

この設定は Microsoft Teams アプリの「設定」>「チャットとチャネル」にあります。

"メッセージを書き込むときは、Enterキーを押して" 設定で、「新しい行を開始します」を選択しましょう。この場合、キーボードから送信する際には Ctrl + Enter に変更されます。

20260228_151244

この設定はユーザーごとで、デバイス間でローミングされるようになっており、管理者の設定は不要。デスクトップ版および Web版のTeams で設定できます。

この機能のロールアウトは対象リリースおよびGAで 2026年2月中旬~2月末となっていて、私の手元の環境でこの機能がロールアウトされてきたのを確認できたのが、本日 2026年2月28日です。

2月末ぎりぎりですね😊

2026年2月11日 (水)

SharePoint ページの画像のピッカー内で使われる Web検索 (Bing) が廃止されます。

これまでユーザーはこのBing検索を使ってWebを検索してページに挿入できるようになってきました。ですが、Microsoft がBing Search API を廃止するのに伴い SharePoint ページで提供されてきたこの機能も廃止されることになりました。

20260211_202416

とはいえ、廃止されるのは Web検索のみであり既存の画像のピッカー機能はそのまま継続されます。

  • ストック画像
  • ローカルファイルのアップロード
  • サイト
  • OneDrive
  • 組織のアセットライブラリ (所属している組織) ※構成している場合のみ
  • 最近使ったファイル
  • リンクから

📅時期

2026年3月上旬から4月下旬

2026年2月 7日 (土)

Microsoft Purview の既定(Out-Of-Box)の機密情報の種類(SITs)における検出ロジックを更新し、精度向上と誤検知の削減を図ります。

このアップデートは2026年2月6日アナウンスされており、すでに利用可能な状態です。

この更新により、これまで一部の OOB SIT の検出ルールで使用されていた「緩い近接マッチング(relaxed proximity)」は廃止されます。
今後、すべての OOB SIT は、より厳格で一貫した近接マッチングルールを使用して検出を行うようになります。

この変更に伴い、これまで緩い近接条件で検出されていたコンテンツは、より厳しい近接要件を満たさない限り検出されなくなる可能性があります。


そのため、広い近接条件に依存していたシナリオでは、検出数が減少する場合があります。

なお、カスタムの機密情報タイプ(Custom SIT)は影響を受けません。必要に応じて、従来どおり広い近接ロジックを使用するように構成できます。

必要な対応

  • 既存のDLPや機密性の分類のうち、OOB の SIT 検出に依存していたものはレビューする必要があります。
  • 広域の近接マッチングが特定のワークフローで必要とされているようなケースでは、非運用環境でポリシーの挙動をテストしてください。
  • 組織で緩い近似マッチングのロジックが必要な場合は、独自にSITを作成してください。
2026年2月 4日 (水)

2026年2月4日付で、OneDrive 内で利用できる Copilot のエージェント作成機能がGAとなりました。


YouTube: Bring insights of your OneDrive files into Microsoft 365 Copilot

Agents in OneDrive Now Generally Available: Your AI Assistant Built with Your Own Content | Microsoft Community Hub

OneDrive のエージェントでできることは?

OneDrive 内にある自身のファイルやフォルダーのコンテンツを使って次のことが行えます。

  • 複数のドキュメントに対する質問をまとめて1回で行える
  • 文書を読んで、デッスカッション、決定、重要ポイントを要約してくれる
  • 文書を読んで、「誰が担当か(surface owners)」「いつまでにやるのか(deadlines)」「何が問題か(risks)」「次に何をするか(action items)」を自動的にまとめてくれる

業務は常に変化します。たとえば、新しい資料が追加されたり、会議メモが増えたり、担当者が変わることもあります。また決定事項が更新されることもある。しかし、チームで仕事をしていると人間の「共有コンテキスト」はすぐにずれてしまいがちです。例えば次のようなことがあります。

  • 最新の仕様はどこに書かれている?
  • このタスクの担当者って誰?
  • 前回の会議で何が決まったんだっけ?
  • どんなリスクがあったんだっけ?

いろいろな業務に追われる中で、時間の経過とともに記憶はあいまいになりがちです。チームメンバーがそれぞれに共通認識や前提が崩れる原因にもなります。ですが、エージェントはこうした散らばった情報を素早く整理して、一つの文脈として維持してくれます。

つまり、プロジェクトが進行してファイルや状況が変わっても、エージェントを通じてチーム全員が最新の情報にアクセスできるため、認識のずれが生じないようにしてくれるということです。

エージェントの保存場所

作成したエージェントは、.agent ファイルとして OneDrive に保存されます。

これを開くと、すぐにフルスクリーンの Copilot エクスペリエンスへと切り替わり、そのまま特定のプロジェクトやトピックに沿った作業をづけることができます。

OneDrive 内でエージェントを作成する

エージェントを作成するには次の2つが必要です。

  • OneDrive on the web
  • Microsoft 365 Copilot ライセンス

指定できるソースは最大20個までです。ファイルを直接選ぶ場合は20ファイルまで。またフォルダーを指定する場合もフォルダー内には最大20ファイルまでになるようにしておく必要があります。

利用可能なファイルの種類は次の通りです。

  • DOC, DOCX
  • PPT, PPTX
  • PDF
  • TXT
  • RTF
  • MD

詳細なエージェント作成の手順に関しては次のリンク先のサポート文書を確認してください。

Create and use an agent in OneDrive - Microsoft Support

Microsoft Teams のライブイベント機能とこれに関係する Graph API2026年6月30日に廃止されます。

Retiring Teams live events: The next chapter for events at scale in Microsoft Teams | Microsoft Community Hub

ライブイベントから推奨される移行先は Teams のタウンホールです。今回のライブイベントの廃止を受け、Microsoftはタウンホールへ注力していくことになるそうです。

今後の予定

  • 2026年6月30日にTeams Live Events および関連する Microsoft Graph API の廃止
  • 2027年2月28日までは既存のライブイベントの機能がサポートされます。
  • 2026年2月2日からは2026年6月30日以降に予定するライブイベントを作成できなくなります
  • 2026年2月2日からはDynamics 365 経由でのスケジュールに関しても、2026年6月30日以降に予定するライブイベントは作成できなくなります。
  • onlineMeetingGraph リソース内の isBroadcast プロパティは 2026年6月30日までの利用可能な状態で残ります。

現在、すでに、Microsoft Teams でライブイベントを作成しようとするとタウンホールを使うよう促されます(うっかり目立つ方のボタンを押すと、タウンホールが作られるように誘導される😊)。

20260204_141543