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2025年7月13日 (日)

SharePoint の Webパーツに新たに “FAQ” Webパーツが投入されました。FAQ Webパーツは、Microsoft 365 Copilot を使って指定したファイルからFAQ を生成できるWebパーツです。

2025年7月現在パブリック プレビューです。

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[関連情報]

次のビデオでは Power Platform のライセンスガイド(2025年5月日本語版)を読み込みせてFAQを生成しています。日本語でも問題ありません。

利用方法

最初にWebパーツにFAQのもととなるソースファイルを追加します。複数のファイルを指定できます。

サポートされるファイルは最初はWord, PowerPoint,PDF, Loop, 会議(?) が予定されており、将来的にはもっと種類を増やす予定だとのこと。

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必要に応じて「目的」を次の中から選びます。

  • イベント
  • 製品
  • ポリシー
  • General

そのほか、その他の詳細も必要に応じて追記します。

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[開始]ボタンをクリックすると最初にFAQカテゴリのドラフトを生成します。

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生成されたカテゴリは、手動で順序の変更、編集や削除、追加などを行い微調整できます。次に「Draft questions」をクリックし、カテゴリごとに質問の案を生成します。

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各カテゴリごとに質問案が生成されることがわかります。この内容も順番の変更、編集、追加、削除などを手動で行い微調整できます。

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最後に「Draft answers」ボタンをクリックし回答案を生成します。生成後は「Keep it」ボタンをクリックして確定させます。

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※確定後は回答の調整も可能です。単に SharePoint のテキスト Webパーツが配置されているだけであるため表の追加やハイパーリンクの追加、画像の追加なども可能です。Copilot による文言の調整もできます。

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回答の生成後はWebパーツのプロパティを確認してみると、既定では折りたたみアイコンがシェブロンになっていますが、これをプラス/マイナスで置き換えることも可能です。

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ライセンス

作る側は Microsoft 365 Copilot の有償ライセンスが必要ですが、閲覧するだけのユーザーには Copilot のライセンスは不要です。

ロールアウト

2025年6月下旬~7月末までにロールアウトが完了する予定です。

お陰様で、今期も Microsoft MVP Award を受賞することができました(このアワードは毎年贈られるもので、去年一年間の活動が評価されます)。

受賞したテクニカルエリアは昨年同様に SharePoint と Microsoft 365 です。

Ai Hirano | Most Valuable Professionals

今年で21年連続受賞となりました。

今期も引き続きコミュニティへ貢献するよう精進しますのでよろしくお願いいたします。

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2025年6月21日 (土)

これまで提供されてきた Android および iOS 版の Microsoft Lists アプリが廃止されます。

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📅廃止予定日は2025年11月中旬です。

廃止に伴い、今後は Microsoft Lists のモバイルブラウザー エクスペリエンスへ移行することが推奨されます。モバイルブラウザーエクスペリエンスではより多くの機能を利用できまた最新の改良などのアップデートも継続されます。

廃止までのタイムライン

2025年6月下旬

アプリ内に情報バナーが表示され、アプリの廃止が近いことまたモバイルWebエクスペリエンスへの移行を推奨することをユーザーに通知します。

2025年9月中旬

新規ユーザーはモバイルアプリをインストールできなくなります。

2025年11月中旬

アプリは新規ユーザーに対してAppleアプリストアやGoogle Play からダウンロードできないように非表示になります。既存のアプリのユーザーはアプリを開くとエラーとなります。

廃止後

以上の通り、

廃止後はアプリのインストールやインストール済みのアプリは利用できくなります。

なお、モバイルアプリが利用できなくなるだけで既存のリストデータに影響はありません。Windows版のリストアプリやモバイルブラザーからは引き続きリストを利用できます。

2025年6月20日 (金)

SharePoint Framework Extensions のフィールドカスタマイザーの廃止がアナウンスされました。

Support update for SharePoint framework field customizers in lists and document libraries - Microsoft サポート

2026年6月30日にSharePoint リストおよびドキュメント ライブラリのフィールドカスタマイザーはサポートされなくなります。この日を境に既存のフィールドカスタマイザーによるカスタムコードは動かなくなるため通常の列の値の表示になります。

なお、コマンドセット カスタマイザーとアプリケーション カスタマイザーは引き続き利用できます。

代替としてはリストやライブラリの列の書式を使うことを推奨しています。

テナント内のフィールドカスタマイザーをリストアップするスクリプトがPnP Samples で公開されています。
List all SPFx field customizer | PnP Samples

弊社ではSharePoint Frameworkの研修を初期リリースの2017年から行っていますが、この機能については列の書式が登場して年々使い勝手がよくなってきため列の書式とどちらがいいかを比較することが大切だという話を受講者の方にはしてきていたので、まぁ成り行きはわからなくはないです。とはいえ、列の書式だけで完全に機能が代替えできるものではなく例えば列の書式だと一部のCSSはサポートされませんし、その他にもできることは限られます。要件によってはやはりフィールドカスタマイザーも当然必要なケースもあるわけです。

この発表があってから、LinkedIn などでは長年の SharePoint 開発者からは既存のカスタマイズをないがしろにしすぎでは?というような声も上がっており、もう一度、Microsoft が廃止に関して再考することを望む声も少なくないようです。だからといって今回の発表が覆ることがあるのかどうかはわかりませんし、今のところは廃止に向けた準備を粛々と進めていくべきでしょう。

投稿 | LinkedIn

個人的には、昨今のビジネスは以前にも増してスピードがあがり、選択と集中を決断すべき速度も上がっているようですが、あまりに性急にことをすすめすぎているような気もしています。オンプレミス時代のように、すぐに「廃止」とはせず、もう少し緩やかな変化も時には大事ではないかなと思う今日この頃です。

🦤"雑記 (昔し話) " 

そういえば、クラシックサイト時代はSPFxなどなく、当時はソリューションフレームワークを使った開発だとか、JSLinkを使ったりだとかしていました。あれは、あれで開発がとても複雑で面倒だった。

ソリューション フレームワークを使って、独自に "郵便番号" 列を作成して、Webサービスと連携させて自動的に住所を補填する仕組みなども作るハンズオンがあったなぁ。。。しかし、当時の開発の難易度はかなり高かった。CAML(XMLベースのSharePoint で使う定義言語)も覚えないといけないし、そもそもソリューションを展開するにもサーバーにDLLを置いたうえで、IISとかワーカープロセスのリセットしたり、、、その代わりにモダンサイトではフィールドカスタマイザーが登場という感じでしたね。サーバーサイド オブジェクトモデルから CSOM, XML Webサービス、REST API へと移り変わり。SPFx にはフィーチャーフレームワークはまだ残っているけど。TypeScript + REST API/Graph API になった。

ちなみに、JSLink に代わるのが列の書式とかビューの書式ですね。XML+JavaScript から JSONの世界へ移り変わったんですよね。あー、懐かし。

2025年6月10日 (火)

SharePoint サイトに適用するテーマがアップデートされマルチカラー対応になりました。ただし、サイトテンプレートから新規に作成するサイトは従来のテーマカラーが適用されているため、必要に応じて新しいテーマを適用しなおす必要があります。

Microsoft から提供されるテーマカラーは次の通りです。

  • 青緑
  • オレンジ
  • 薄紫
  • コバルト

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📅ロールアウト時期

  • 対象リリース: 2025年5月初旬から中旬
  • 一般提供: 2025年6月上旬~中旬

マルチカラー対応

テーマがマルチカラー対応になったことで、ページのヘッダーやフッターで色を指定できるようになります。ちなみにフッターが利用できるのはコミュニケーションサイトの場合だけです。

例えばヘッダーでは従来4種類の色から選択するしかありませんでしたが、現在はサイトに適用したテーマカラーに沿って9色の色合いから選択できます。

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ページのセクションの背景色もテーマカラーから14種類から選べます。

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他にも、テキストエディターWebパーツやセクションのデザインアイディアでも利用できるようになっています。テキストエディターではテーマの色に沿った色を、文字色やテーブルの背景色などで指定できます。

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