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2025年10月27日 (月)

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Copilot Studio にはエージェント フローという機能が用意されています。ベースは Power Automate で作成されているので基本的には Power Automate と似ているのですが、高度な承認フローが使えるなど機能面でも異なる点がいろいろとあります。

ですが、そもそも Power Automateがすでにあるのに類似するフロー作成ツールとしてエージェント フローが登場することになったのか? という疑問がわきます。これには経緯があります。

これまで Power Automate の Premium コネクターを使う場合は基本的にはそのフローを使うユーザーごとに Premium ライセンスが必要でした。が、Copilot Studio のエージェントには Premium コネクターの利用権が含まれているため、追加で Pwoer Automate Premium のライセンスを必ずしも購入する必要はないわけです。

特に Microsoft 365 Copilot 有償版ライセンスを持つユーザーは一般的な業務利用の場合はフェアユース規制が設けられており、基本的には追加料金なくこうしたコネクターも使えます。ただエージェント フローの中でも一部の機能はフェアユースにはなっておらず、Copilot クレジットや AI Builder のを消費するものもあり、ライセンス体系は少々複雑です。

詳しくは Microsoftの資料で確認してください。

Copilot クレジット制ライセンス | Microsoft Learn

Human in the Loop: Multistage approval (多段階承認)

さてこのエージェントフロー内で注目したいのが、「Human in the loop」というコネクターです。

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現在、Power Automate にある承認機能は、従来は「承認」コネクターと呼ばれていたのが、今年に入ってから急に「Standard Approval」コネクターという名称に変わりました。つまり、Power Automate で提供される承認機能は標準的なものであり、より高度な承認機能はエージェント フローの Human in the loop というコネクターが持つよ、ということです。

Human in the loop とは、生成AIで用いられる概念であり、「完全な自動化ではなく人間の判断や介入を意図的に組み込む設計思想のこと」を指します。つまり、今回の話では承認にAIによるものと人によるものがくわわるというニュアンスですね。

このコネクター自体まだプレビューですが、ここに含まれるアクションの一つが「Run a multistage approval(preview)」です。要は多段階承認の仕組みですね。

このアクションでは次の3つの要素を利用できます。

  • 手動での承認ステージ
  • AI承認ステージ
  • 条件または条件による承認

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AI ステージは興味深く、人が判断するだけでなく、AIによる自動承認が可能になるというこのが画期的なところです。ちなみに、AI承認ステージはプロンプトを使って承認を判定するのですが、Copilot クレジットを必ず消費するので注意してください。

さて、このAI承認ステージなどの仕組みですが、まだプレビューというともあり、使い方についてあまり詳しい情報がありません。

基本的には次の公式情報を手掛かりに探ることになります。

ということで、いろいろと承認を試したのですが、今のところいろいろと"クセ" があるようなので、試行錯誤したところを箇条書きでまとめておきますね。

自分も試してみようとする方の参考になれば。ただし、あくまでも 2025年10月26日ごろに試した話でプレビューですし状況は変わるでしょうから、あくまで備忘録です。

1. 条件ステージの分岐先が未設定で Bad Gateway エラー

条件ステージで True または False の分岐先ステージが設定されていない場合、フローが停止し Bad Gateway エラーになります。UI上で「承認で終了」などが選択できるように見えても、実際には AI ステージまたは手動ステージを明示的に接続する必要があります。ただ、Microsoft Learn を読むと分岐でも承認判断ができるはずなので、現時点の不具合なのかもしれません。

2. 条件ステージは最初に配置できない

Copilot Studioでは、条件ステージをフローの最初に配置することはできません。金額によって AI か手動かを分岐したい場合は、AI ステージで判定を行う設計にする必要があります。

3. AI ステージの 'Rejected' 出力がフロー結果に確定される

先にAI ステージで 'Rejected' と出力すると、後続に手動ステージがあって、そこで "Approved" にしても最終結果が 'Rejected' になるようです。これは仕様に近いのですが、実質的にはバグ的にも思います。最終的に人が判断した内容で上書きしたいですからね。

今のところ、仕方がないので、AIステージでは判断できないため、最終的な人の判断を優先するようにしたければ、あえで AI ステージでエラーを出すようにしてエラー時の進み先のステージを手動承認ステージにしておくと、承認ステータスが決まらずに進められるため最終的な人の判断が優先されます。

4. 手動ステージで承認・却下ボタンが押せない

AI ステージで次ステージを明示すると、手動ステージが表示されても操作できないことがあります。「続行」設定にすることで、手動ステージが有効になります。

5. AI ステージの変数は必ずテキスト型で渡す

AI ステージに数値型や Boolean 型の変数を渡すと、暗黙的な型変換は行われず Bad Gateway エラーになります。必ず string() などで明示的にテキスト型に変換して渡す必要があります。

6. 手動ステージの後の分岐は明示できない

手動ステージでは承認・却下後の分岐先を明示的に指定することはできません。次のステージが存在すれば、自動的に続行されると考える必要があります。

7. 英語表記の重要性

Teams の承認アプリでは、日本語の文字列が文字化けすることがあるため、承認タスクのタイトルや説明文、AI ステージの出力は英語で記述するのが安全です。そもそもプレビューですし、英語前提でょうから変数名なども英語の方が無難なようです。

日本語で変数名を指定すると、一度作成した変数名が消えてくれなくて、どんどん増えていったりして、仕方がないのでいったん Multistage approval のアクションを削除して作り直したりしました。

と、とりあえず、覚えている範囲でのメモを共有しておきます。これを読んだだけだとわからないと思いますが、実際に構成してみるといくつかは参考になるのでは? 

最後にコース宣伝!

2025年11月より Copilot Studio の入門コースを弊社で開催を始めます。生成AIの基本から、応用利用まで深く学べる2日になっているので、よかったらご参加ください。

そもそもこのコース用のデモを作っていてハマっていたんですよ。。。

【オフィスアイ株式会社】Microsoft 365 Copilot ユーザーのためのCopilot Studioで始めるAIエージェント開発入門

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2024年6月 4日 (火)

先日の Microsoft Build 2024 で SharePoint サイト内の複数のファイルなどからカスタム Copilot を素早く作成できるようになることが発表されました。

これから紹介する機能が一通り利用できるようになるのは 2024年の夏ごろになるということで、現在、プライベートプレビューです。

📌プライベート プレビューのエントリー
https://aka.ms/TryCopilotsSharePoint

SharePoint をベースとした Copilot 登場の背景

SharePoint は多くのコンテンツが蓄積され続けています。コンテンツのリポジトリが増え続ける中、より正確な情報に基づいて回答を得たいと思ったときにどうすればよいのか。また知識をほかの人と共有するにはどうしたらよいか悩むところです。

これまでは何か仕事を行うために必要な情報を自らかき集めてくる必要がありました。ですが、AI の力を借りて素早く必要な情報を集め、私たちは自分の行うべき仕事に専念できるようになる。そんな未来を描きつつ、新たに登場するのが数クリックで「 SharePoint からのカスタム Copilot の作成」できる機能です。作成した Copilot は、Teams チャットやメールなどで他のユーザーと共有できます。

この記事について

Microsoft Build 2024のオープニング Keynote で Jeff Taper 氏がこのことについて話しています(1:07頃から)。

この記事では、Keynote と TechCommunityで発表された内容および Microsoft Build 2024 BKR144 の内容を日本語でまとめていきます。

各SharePointサイト (OneDrive含む) で利用できるビルトインの Copilot

SharePoint のサイト所有者はそのサイトのコンテンツを範囲とするビルトインの Copilotを有効化できるようになります。

Sharepoint_builtin_copilot

このビルトインの Copilot はサイト内の情報をもとに回答を生成してくれます。たとえば、マーケティングチームが新しい製品のラウンチに向けて資料などをSharePoint サイトに格納しているとします。そこには、デモビデオ、スペックシート、プレゼンテーション資料、プレスリリースなどが含まれています。このサイトの Copilot は「この製品のラウンチ日は最終決定したの?」などと尋ねるとこうしたサイト内の情報をもとに信頼性の高い回答を返してくれるのです。

ちなみに、Copilot は回答する際にそのサイトのコンテンツ内から情報を得ますが、ユーザーのアクセス権限に基づいて取得するため、ユーザーにとってはその人が閲覧可能な情報から回答が生成されるということです。

Copilot の既定のスコープはそのサイトです。ですが、この範囲を広げたいということもあるでしょう。サイトの所有者として Copilot をカスタマイズできます。 Microsoft Copilot Studio または Visual Studio で作成した Copilot をサイトの既定の Copilot として指定することもできます。

つまり、ビルトインの Copilot独自にカスタマイズする Copilot2つがある。この2つの違いについては Build の BRK144セッションの資料がわかりやすくまとまっています。

Integrating your bots and Copilot experiences natively into SharePoint and Viva | BRK144

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日本語にして少し加筆すると次のようになるでしょう。

harePoint サイトごとのCopilot 自分で選択したコンテンツから作成した カスタム Copilot
サイト用のビルトイン Copilot サイト用にカスタム Copilot を作成したもの
サイトのコンテンツが基盤で、すぐに利用を開始できる 自分で選択したコンテンツが基盤
カスタマイズ可能 左と同じ
Teams やメールなどを経由して Copilot を他のメンバーと共有できる。そのため同僚は同じナレッジベースを使って仕事ができ、リアルタイムにコラボレーションできる 左と同じ
自分のコンテンツのアクセス許可レベルはそのままで応答できる (各ユーザーにとって閲覧権限がなければ、その情報は使われない) 左と同じ
サイトの所有者は自サイトのCopilotを制御できる。 -

誰でも数クリックで SharePoint から Copilot (拡張) を作成できる

サイトの所有者やサイトの管理者だけでなく、サイトの編集権限を持つ人(サイトメンバーなど)であれば、数クリックでサイトの Copilot を作成できます。SharePoint からカスタムのCopilot を作成できるので、特定のプロジェクトなどの特定の目的の専用 Copilotを手軽に用意できます。

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次のスクリーンショットは Microsoft Build 2024のオープニング Keynote 内でのデモ画面です。配達ドローンのラウンチを行うサイトで、ライブラリ内の複数のファイルを選択してコマンドバーから「Create a copilot」をクリックしています。

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次の画面ではこれらのファイルが含まれているフォルダー名と同じ Final Maetrials Copilot という名前で Copilotが生成されるのがわかります。

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ということで、本当に数クリックで Copilot ができてしまいます。この画面からすぐに使う場合は「Try it」、編集する場合は「Edit」をクリックします。

このように作成することで SharePoint サイトの右側でカスタム Copilot がすぐに利用できます。

ちなみに、この Copilot のソースファイルも画面上のドキュメント ライブラリに作成されていることがわかります(ReleCloud_Delivery_Doron.copilot)。

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なお、 Copilot の右上の … をクリックすることで既存の Copilot の共有、編集が行えるだけでなく、新しいチャットを開始したり、チャット履歴を確認することもできます。

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Copilot の設定

SharePoint に Copilot が展開されると、サイトの設定メニューに「Site Copilot Settings (サイトのコパイロットの設定)」が新たに追加されます。

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この設定からこのサイト上でユーザーが利用できる Copilot を選択できます。既定の Copilot を指定するのではなく、複数利用可能な Copilot がある場合に、そのうちのどれをユーザーが利用できるかを決めるということです。

実際には次の図のように Copilot の切り替えができるようになるようです。20240524_201753

Copilot の共有

作成した Copilot は共有できるのですが、結局のところCopilot の共有とは、ライブラリ内に作成された*.copilot であり、このファイルの共有リンクを作成することですね。SharePoint ではおなじみの共有方法です。

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たとえば、この共有リンクは Microsoft Teams のチャットに貼り付けられます。追加するとメンバーもこの Copilot と対話できるようになります。20240524_190424

アクセス権はどうなる?

ビルトインの Copilot と同様に、カスタム Copilot は既存の SharePoint のアクセス許可レベルに従います。カスタム Copilot のファイル自体の共有は共有リンクで行いますが、コンテンツに関してはすでにアクセス権限を持っている必要があり過剰共有の問題はおきません。

Microsoft Copilot Studio との統合

Copilot for Microsoft 365 ユーザーは Copilot Studio の使用権を持っています。ですから、組織内での利用に関しては追加料金がかかることなく利用できます。

次の画面はMicrosoftが発行しているライセンスガイドの一部です(2024年4月のP19)。単体の Microsoft Copilot Studio のサブスクリプションと比較すると機能は限定的ですが社内利用に関してはほとんどの機能が利用できることがわかります。20240604_112802

基盤としてSharePoint 以外に拡張する必要がある場合は、 Copilot Studio からデータソースを追加できます (※現在、1,000種類以上のデータコネクターがある)。Copilot for Microsoft 365 であれば、Copilot Stduio 内でプレミアムコネクターやカスタムコネクターも利用できます。

既存の Copilot を Copilot Studio で編集するには Copilot の編集画面でSource タブまたは Behavior タブをクリックすると下部に表示される「Add advanced customiztion in Copilot Studio」をクリックします。

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画面上部に次のようなメッセージが表示されます。

Your SharePoint copilot extension is ready for editing. Once you choose Create, any additional edits to this copilot can only be made in Copilot Studio.

つまり、SharePoint copilot 拡張を編集する準備ができたので右上の「Create」ボタンが押せます。ただし、一度この Create ボタンを押せば、今後は Copilot Studio 内からしか編集できないようになるということです。

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Copilot Studio では編集にフル機能を使えます。20240526_151540

たとえば、ナレッジベースを追加する場合はDataverse データベースやパブリック Web サイトなども追加できます。これらは Copliot 用のコネクターを通じて行えます。

※ Copilot コネクターのプレビューへのアクセスは2024年6月より開始されます。20240526_102808

またアクションも追加できるようになっており、特定のコネクターのアクションの追加や新規フローの作成などもできるようになっています。一通りの設定が終わったあとは[Publish]ボタンから発行するだけです。

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Microsoft 365 Copilot アプリでの利用

Microsoft 365 の Copilot アプリでもカスタム Copilot として利用できます。この場合は、自分で作ったカスタム Copilot や自分に共有されている Copilot は、自分が最近使った Copilot 拡張の一つとして表示されます。

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最後に

ここまで、これから利用できるようになる SharePoint のサイトをベースにした Copilot やカスタム Copilot 作成について説明してきました。

SharePoint サイト内に共有されている情報を生成AIを使って有効に利活用できるようになります。従来のファイルサーバーでは格納される情報が増大するほど埋もれがちでしたが、Copilot と SharePoint の組み合わせで、SharePoint 内でユーザーが作成した様々なデータだけでなく外部のデータも組み合わせて有効活用できるというのは画期的だと思います。

いよいよ、新しいナレッジマネージメントの姿へと進んでいくという側面としてもとらえられそうです。

2023年3月17日 (金)

Power Virutal Agents for Teams で作成したボットを削除したいと思ったときに、Microsoft Teams 内の Power Virutal Agents アプリの[詳細]画面をクリックしても、削除メニューが表示されなくなりました。一時的なものなのか不明ですが、ここ数か月間、そのままなので対処方法をメモしておきます。

ちなみに、この記事は 2023年3月17日現在のものです。

まず現状ですが、Teams 内からは削除メニューがなく、そもそも保存ボタンも表示されません。そのためボットの名前の変更やアイコンを変更しようとしても保存もできないのです。

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そこで対応策ですが、Web版の Power Virtual Agents ページにアクセスすることです。下記のリンクからアクセスできます。

Power Virtual Agents (microsoft.com)

ここから同じ設定にアクセスすると無事に保存メニューも削除メニューも見つかります。

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2021年2月16日 (火)

Power Virtual Agents for Teams を使って手軽にチャットボットが作れることは下記で説明しました。

Microsoft Teams 用 Power Virtual Agents を使ったチャットボット作成を試そう - SharePoint Technical Notes (weblogs.jp)

このチャットボット開発ですが、基本的には質問に対する回答をフローロジック内に用意していかなくてはいけません。しかし、すでに FAQ などの情報を持っているとすると、これをロジック内に書き写していき、条件分岐をしていく作業は途方もないものです。

そんな時に組み合わせて利用したいのが QnA Maker です。Azure Cognitive Services が提供するサービスの一つであり、ボット作成を支援するものです。

QnA Maker

QnA Maker についてはネット上に多くの情報が見つかるので、ご存じなければ検索してみましょう。この QnA Maker ではあらかじめ質問と回答のペアを複数用意しておきます。これは手動で作成してもいいし、Excel や PDF, Word, Tsv 形式のファイルなどから読み込ませることができます。

下記の図は SharePoint に関する質問を書き溜めている QnA Maker 上に構築しているナレッジベースです。左側が質問、右が回答です。

QAMaker - KB

ボットはこの内容を一問一答で返すわけではなく、話し言葉で問いかけられると、AIによりその内容を推測し適切な回答を見つけ出してくれます。Power Virtual Agents はこのナレッジベースと組み合わせて、ユーザーからの質問に回答することもできるようになっています。

実際に実験した結果が次のビデオです。音声はありません。右が QnA Maker の KB (ナレッジベース) であり、左がチャットボットです。一問一答ではなく、自然に会話しながら内容を推測し、回答を提示していくれていることがわかると思います。

Power Virtual Agents から QnA Maker を呼び出して利用する手順は次の資料が参考になります。

チュートリアル:Power Virtual Agents との統合 - QnA Maker - Azure Cognitive Services | Microsoft Docs

だだし、この内容が Power Virtual Agents 用であり for Teams にはなっていないので少し読み替える部分があります。たとえば、QnA Maker の呼び出しはシステム フォールバックで設定するのですが、これは次のように設定します。

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また作成する Power Automate のフローは「Power Virtual Agents Flow Template」で作成すればよいです。このあたりの説明も少し違っています。

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以上のポイントに注意して、手順に従って QnA Maker と連携させてみてください!

 

 

2020年秋に Dataverse for Teams が登場したおかげでユーザーが手軽にチャットボットを作成できる Power Virtual Agents for Teams が利用できるようになりました。Teams 内で利用する分には追加のコストがかからないのが魅力です。

さて、この Power Virtual Agents  for Teams を手始めに利用してみようと思う方は、下記リンク先にあるクイックスタートガイドがお勧めです。

クイックスタート: Microsoft Teams でボットを作成して展開する - Power Virtual Agents | Microsoft Docs

この手順に従ってチャットボットを作成すると「休暇を取得したい」「休日を知りたい」といった質問にボットが答えてくれます。

実際に構築してみた内容をビデオにしています。音声はありませんが、ボットの会話部分を見ていただくと何ができるのかをイメージできると思います。

単に質問に答えるように構成するだけではなく、Power Automate と組み合わせることで、Teams 経由で担当者に連絡をつなぐように構成することもできます。

挙動がある程度わかったら、ぜひボット開発にチャレンジしてみてください!